コロナウイルスで日本・スペイン間の行き来が困難に

スペイン移住・生活

18日午後の時点で、スペインの感染者は前日の約2500人増し、13716人。
コルドバでも増え続け、アンダルシアで4番目に感染者数が多くなりました。

ホテルも続々と閉鎖へ

ホテルも、営業停止するところが増え、
コルドバで67のホテル、アンダルシア全体で512のホテルがクローズしています。

*一週間以内に、スペイン国内の全てのホテルやアパートメントホテル、旅行者向けの宿泊施設を閉鎖することになりました(3月20日)

EU域外からの入域を30日間、原則拒否

そんな中、EU外からの入域制限が始まり、
日本・スペイン間の行き来も難しくなってきました。

昨日(17日)、欧州理事会メンバーによる会議で、新型コロナウイルス感染症対策のためのEU及びシェンゲン協定加盟国への一時的入域制限措置の導入が合意されました。EUレベルでは、以下のとおり、今次一時的入域制限の免除対象として、全てのEU市民及びシェンゲン協定加盟国の市民及びその家族、長期在住者、医療関係者、国境をまたがる労働者、外交官等が挙げられておりますが、同措置の実施は各国に任されているところ、常に最新の情報の収集に努めてください。

以下の情報はあくまでもEUレベルの提案であり、各国が具体的な措置をとるという観点から、免除対象につき、国に応じて基準が異なる可能性があるということにご留意ください。

在スペイン日本国大使館

スペインの一部の州に滞在歴ありの外国人 日本入国拒否

また、日本時間、3月19日午前0時より、過去14日間にスペインの4州に滞在歴がある外国人は、
日本に入国できなくなりました。

ただし、日本人はこの限りではありません。
また、フライトが実施前に出発し、実施後に日本に到着した場合は入国できるそうです。

3月19日午前0時(日本時間)より当分の間、入管法に基づき、日本への入国拒否を行う対象地域として、イタリア、スイス及びスペインのそれぞれの一部地域(スペインについてはナバラ州、バスク州、マドリード州、ラ・リオハ州)並びにアイスランドの全域が追加指定されました。14日以内にこれらの地域に滞在歴のある外国人は、特段の事情がない限り、入国拒否対象となります。(※実施前に外国を出発し、実施後に日本に到着した方々は対象外となります。)なお、日本人に対する入国拒否は実施されませんのでご安心ください。他方、帰国後一定程度の検疫措置が実施される可能性があります。

在スペイン日本国大使館

マドリードも入っていますので、イベリアでの直行便で到着すると入国できないということになりますね。

なお、そのイベリア航空も日本への直行便一時停止を決めています。



市民の生活の変化

不要不急の外出が禁止されている市民の生活ですが、
状況に合わせて、日々小さな変化、法律などの一時的改正なども行われています。

スーパー メルカドーナ営業時間短縮

スペインで一番ポピュラーなスーパー、メルカドーナの営業時間が短縮。
木曜日から9:00から19:00営業になります。

そして、高齢者、障害がある人、妊娠中の人、買い物に付き添いが必要な人に、
購入を優先すると発表しました。

アンダルシア公立病院 病室のテレビ無料

そしてアンダルシアの公立病院の病室にあるテレビが有料だったのですが(知りませんでした)、
無料で見れるようになったそうです。

これは、入院中の人が退屈にならないようにというのに加え、
コロナウイルスについての詳細、予防、アドバイスなどの情報に簡単にアクセスしてもらうためだそうです。

購入品の返品・交換期間も延長

そして、スペインでは常に消費者が守られる法律があって、
物を購入すると、例外を除き、期間内であれば返品・交換ができます。

その期間がショップによって1か月、2週間…などと決められているのですが、
それも、警戒事態宣言期間中は延長されるそうです。



コルドバのバス無料

また、コルドバでは、利用者と運転手などとのコンタクトを避けるため、
市バス(Aucorsa )が一時的に無料となっています。

なお歴史地区(Casco Histórico de Córdoba (zona Acire))のルートは、
運行停止になっています。

そして、通常は前から乗車し、
運転手さんに運賃を支払うか、カードでチェックインしますが、
前のドアは閉鎖され、真ん中、または後方のドアからの乗り降りになります。

また、乗客同士の間でも距離を保つようにと指示されています。

*3月25日追記

コルドバのバスの運行間隔が、3月26日より変わります。
数字は何分間隔に来るかを表しています。

コルドバのタクシー運転手が病人などを無料送迎

そして、素晴らしいニュース。

コルドバの70人以上のタクシーの運転手さんたちが、
レイナ・ソフィア大学病院に、
医師や患者、そして医療機器を無料で運ぶために待機しているそうです。

日本人の旅行者がほとんどいなくなった今、コロナウイルスに関する感染者数・地元の人たちの生活などの現地でしか役に立たない情報は敢えて記事にあげようか迷いますが、スペイン語が分からない日本人の方や、スペイン語がわからないけど日本語がわかる外国人の方も、もしかしたら、いらっしゃるかもしれないので、引き続きブログに記すことにしました。
私もオランダ滞在中にオランダ語での表記しかないとき、日本語はもちろん、スペイン語での情報に助けられたことも多々ありました。
少しでもお役にたてますように。

*こちらに記載しています情報は予告なく変更になることがあります。ご了承の上、大切な情報は各自でご確認ください。

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