見逃がさないで!コルドバのお祭り&イベント

コルドバ

コルドバで一番重要なお祭りが集まるのは5月ですが、年間を通して様々なお祭り・イベントが開催されます。

市から発表されているお祭り&イベントの時期と内容をまとめておきます。
各年のスケジュールの詳細も毎年載せていきますので、旅行を計画される人は是非参考にしてくださいね♪

1月

1月5日:La Cabalgata de Reyes Magos(東方三賢人のパレード)

スペインのクリスマスのメインは12月24・25日ではなく、1月5・6日。

日本の感覚から言えば、少し変な感じですが、
1月6日まで、
街や家庭にクリスマスツリーが飾られ、イルミネーションも点灯されています。

そして1月5日の夜、サンタクロースではなく、
Los Reyes Magos (ロス・レジェス・マゴス/東方の三賢人)が街にやってきて、
街中をパレードします。

そのパレードの山車の上から、
子供たちにキャンディを配ります。(実際は投げます *_*)
なので、この日は山車が通る道は子供連れの家族で賑わいます。

1月下旬:El Mercado Medieval (中世の市場)

コルドバの街が中世にタイムトリップするお祭り。

スペイン各地で行われているこのお祭りは、街の一部に中世の市場を再現。
昔ながらの民芸品や地元の特産品、目の前で窯で焼いてくれるパン屋さんなどの露店が並びます。

中世の衣装をまとう人たちが練り歩き、
ダンスや音楽などのイベントもたくさんあります。

 

2月~3月

2月下旬ごろ: EL carnaval en la calle(カーニバル)

復活祭前の40日間、
四旬節直前の2月に3日から一週間に渡り開催されるお祭り、カーニバル。



街にイルミネーションが灯り、
仮装やchirigota (チリゴタ…社会制度や政治などを皮肉った歌詞の曲を面白おかしくグループで歌う)などで盛り上がります。

テンディージャス広場にステージも設けられますが、
メスキータ周辺の道でも仮装してチリゴタを歌うグループに遭遇するでしょう。

この時期になると、
コルドバも日差しもだんだん強くなり、街が賑やかになり、
春の訪れを感じることができるイベントです。

3月~4月

La Semana Santa(セマナサンタ/聖週間)

月の満ち欠けの関係上で日程が決まるセマナサンタ(聖週間)。

もはや宗教行事というだけではなく、
観光客を引き付けるお祭りとしても盛り上がるprocesión (行列)。

セビージャ(セビリア)やマラガのように大規模ではありませんが、
paso(山車)が世界遺産のメスキータやローマ橋を通るコルドバのセマナサンタは、
特別な、厳かな雰囲気が漂います。

La Batalla de las Flores(花の戦い)

寒い冬が終わり、待ち望んでいた春が来たことを喜び、お祝いするお祭り。

お花で飾られた華やかなフロートが街を行進し、
それに乗っている人に向かってカーネーションを投げ、
それを受け取った人たちがまた投げ返します。

フロートが何台もあるので、
行進の間中、道中にお花が飛び交っているという感じのイメージ。

カーネーションは、その日の朝、
道で配られます。

この日は街で、
カーネーションのお花を胸のポケットや髪につけた人を、
多く見かけます。

4月下旬 or 5月上旬 Las cruces y certamen(十字架祭り)

お祭り尽くしの5月のコルドバ。
最初のイベントは、お花で飾られた十字架の美しさを競う十字架祭り。

期間中、街のあちこちの広場に鮮やかな十字架がつくられます。
入賞した十字架には賞金が贈られますが、
2019年は、コンテスト外のものも含め、計62の十字架が飾られました。

元々宗教行事なのですが、現在ではその美しい十字架を見ようと、観光客が世界中から訪れ、
十字架の隣りには、音楽を聴きながらタパスやドリンクを楽しめる仮設のバルも設置され賑わいます。

5月

Los concurso de patios y de rejas y balcones (パティオ祭り&格子窓とバルコニーのコンテスト)

ユネスコ世界文化遺産にも登録されている、
パティオの美しさを競うパティオ祭り。
そして同時に、お花で飾られた窓とバルコニーの美しさを競うコンテストも行われます。

普段は入れない、お花で飾られた一般家庭や市の建物のパティオ(中庭)一般に公開。
多くの観光客が訪れます。

夜には、
ライトアップされたパティオで音楽やフラメンコ、ダンスのショーも楽しめます。

 

La Feria de Nuestra Señora de la Salud(フェリア)

フェリア会場( Recinto ferial del Arenal)に、
すべての人が自由に出入りできるカセタというテント小屋(2019年は98)が並び、
その小屋の中で食事、ドリンク、そしてフラメンコを始め、いろいろな種類のダンスを楽しめます。



街にも、
フラメンコ衣装を身にまとった会場に向かう人たちが溢れとても華やか。

大規模な移動遊園地も設置され、
子どもから大人まで楽しめるお祭りです。

6月

la Noche Blanca del Flamenco(フラメンコの白夜)

スペイン各地で開催される、眠らないで一晩中楽しめるイベント。

コルドバでは『La Noche Blanca del Flamenco』というネーミングからもわかるように、
主役はフラメンコ。

街の各所で、朝まで無料でフラメンコの音楽やダンスのライブが行われます。

7月

 El Festival de la Guitarra(ギターフェスティバル)

毎年7月に開催される、
40回を超す、ギターフェスティバル。

クラシックギター、フラメンコギターなどのギターを始め、
歌、作曲、ダンスのワークショップ。
そして、数々のコンサート、ダンスのライブありと、充実のプログラム。

毎回、
スペイン国内はもちろん海外からも、大物ゲストが来ることで有名です。

10月

El Festival Flora(花の国際フェスティバル・フローラ )

秋のパティオ祭りと言われている、パティオの美しさを競うイベント。
正式名は『FLORA Festival Internacional de las Flores』(花の国際フェスティバル)。

5月のお祭りは、伝統的なコルドバのパティオの美しさを競うのに対して、
こちらは『伝統的なパティオと近代的なフラワーアートのコラボ』 がテーマ。

私たちの先入観にあるコルドバのパティオが、全く違った形に生まれ変わります。

12月

12月31日~1月1日:La fiesta de fin de año en las Tendillas(大晦日のフィエスタ)

大晦日の年越しイベントは、
コルドバのメイン広場、テンディージャス広場で行われます。

スペインでは、年越しそばではなく、
年越しの12の鐘の音に合わせて、12粒のブドウを食べます。

スーパーで年越し用に、皮をむいて12個セットになった缶詰のブドウが売っているので、
是非それを持って広場へ!

日本と違い、
年末年始は、友達や恋人同士で過ごすことが多いスペイン。

厳粛というイメージはなく、
賑やかに騒ぎながら迎える新年を体験できます。

他にも小さなお祭り&イベントがあるので、
また追加していきますね♪

***こちらに記載しています情報は予告なく変更になることもあります。ご了承ください***

୨୧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧ ୨୧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧

本やYouTube他、SNSでもアンダルシアやスペインを紹介しています♪

✿著書『愛しのアンダルシアを旅して 南スペインへ』(イカロス出版)から発売中です✿

全国主要書店、オンラインショップなどでご購入いただけます
イカロス出版オンライン書店
Amazon
楽天ブックス
紀伊国屋書店オンライン

✿こちらも更新しています✿
YouTubeEmi*Spain ~スペイ暮らし~
Twitteremi_spain
Instagramemi_miel_es
Facebookアンダルシア街歩き
Facebookスペインとオランダの街角から
タイトルとURLをコピーしました