コルドバが1年のうちで一番美しく、過ごしやすい5月もあっという間に終わり、6月も3分の2が過ぎました。
先月の記事でも書きましたが、1年で一番すがすがしいはずの時期なのに、今年はちょっとした異変？が起こっています。
「5月の最高気温36～38度は異常」と書きましたよねー。
そして、その後、いったん最高気温が下がり、平年並みに戻ったかと思ったのですが、またすぐに熱波が来て、2，3日前まで40度超えの日が1週間ほど続いていました。
この時期に一週間40度超えの日が続くのは珍しく、連日ニュースでも取り上げられていました。
6月のスペイン・アンダルシアの気候
「5月の40日までは上着を手放せない…」という内容の諺もあるスペイン。
つまり「6月10日までは、肌寒い日があるので、油断しないように」という意味なのですが、今年はそんな心配もいらないほど、特に5月中旬以降、暑い日が続きました。
こちらは6月11日の気温です。
コルドバ、セビージャ、グラナダでは、最低気温20～23度、最高気温37～42度。
「異常高温による混乱」とわざわざ、ちょっとよくわからないメッセージまで出ていますね (*_*)
海岸沿いのマラガは、最低気温21度、最高気温30度となっています。
これは、ちょうど熱波真っ只中だったときのものですが、熱波が去った今、本日の時点ではこんな気温です。
コルドバ、セビージャ、グラナダでは最低気温16～17度、最高気温28～31度ですね。
これぐらいが平年並み、またはお天気が良くないのもあってか、少し平年より涼しいぐらいだと思います。
6月のスペイン・コルドバの気候
そしてコルドバの気温ですが、こちらが6月11日から。
そして、こちらが6月21日から。
この約20日間で、最低気温は13～22度、最高気温は28～44度。
やはり熱波があったので、かなりの差があります。
特に普段から朝晩と昼間の気温差が大きいので、体調管理に気をつけなければなりません。
昨日の朝方は、肌寒くて目覚めたぐらいです。
6月のスペイン・コルドバの服装
こんなに変動があると服装も難しいのですが、旅行の場合、持って行ける荷物も限られているので、熱波のことは考えなくてもいいと思います。
サングラスや日焼け止めは、熱波が来なくても、この時期必要なので必ず用意するとして、あとは肌寒い時の対策を忘れないようにすること。
ちなみに、週末の朝、身体にフィットしないデザインのコットンのノースリーブ、ワイドパンツ、サンダル…で出かけました。
11時ごろ、カフェのテラス席で朝ごはんを食べているとき、まだ少し寒いくらいで、カーディガンが必要でした。
そして、その後、12時を過ぎたあたりから、1時間前までの肌寒さが嘘のように、気温が上がってきました。
コルドバは一日の気温差が激しいので、夜遅く川沿いを散歩するときなどもそうですが、薄いカーディガンやストールなどが本当に役に立ちます。
6月19日の13時ごろの花の小道（小径）
6月のおすすめの服装は、5月と似ていますが、当然5月より気温は高くなり、雨が少ないと考えればいいと思います。
ベースは半袖のコットンやリネンの（身体を締め付けないデザインの）Tシャツ+スカート、ワンピースなど+サンダル。
朝晩の散策や、建物や乗り物の中の冷房用に、バッグに入る薄手のカーディガンやストールなど（私は靴下もバッグに入れています）。
男性は、ハーフパンツ+サンダル姿がスタンダード。
バス移動など、乗り物を使う場合、建物内に長くいる場合などは、クーラーでかなり寒い（寒暖差が大きい）可能性があるので、羽織れるものをバッグに入れておくのは必須。
サングラスと日焼け止めも必須（帽子もあれば尚◎）。
こんな感じでしょうか。
あと、朝方はかなり気温が下がります。
寝る前には、そこまで涼しくなるんだと想像できにくいので、窓を開けっぱなしとか、クーラーをつけっぱなしで寝てしまって、風邪をひかないように注意してください。
朝涼しいのが、コルドバのこの時期の気候の魅力。
本当にすがすがしく、前日の午後の暑さを全てリセットしてくれます。
観光なら特に、朝ちょっと無理をして早起きして、街歩きを楽しんでください。
午後から急に気温があがるので、メスキータや、美術館、博物館などの涼しい場所での見学がおすすめです。
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