コルドバといえば、メスキータとパティオ祭り。
といってもいいほど、この2つを観に多くの観光客がコルドバを訪れます。
メスキータは1984年に、パティオ祭りは2012年に、
ユネスコ世界無形文化遺産に登録されました。
(パティオ祭りは世界無形文化遺産 )
メスキータは一年中、見学できますが、
中庭の美しさを競う『パティオ祭り』は、5月の2週間のみ。
なかなかスケジュール調整ができなくて、
毎年「来年こそは!」と思っている人も多いはず。
そんな、「お花が大好きだけど、どうしても春にお休みが取れないという人」に、
おすすめなのが “秋のパティオ祭り”
形は違いますが、10月の秋のパティオ祭りとも言われる、FLORAというイベントです。
コルドバの秋のパティオ祭り“FLORA花の国際フェスティバル” 今年は?
まだ新しいイベントで、
正式名は『FLORA Festival Internacional de las Flores』(花の国際フェスティバル)
3年目の今年は、10月18日から27日まで行われます。
秋のパティオ祭り“FLORA花の国際フェスティバル”とはどんなお祭り?
春のパティオ祭りとはどう違うの? というと、
5月のお祭りは、伝統的なコルドバのパティオの美しさを競うのに対して、
こちらは『伝統的なパティオと近代的なフラワーアートのコラボ』 がテーマ。
コルドバのパティオといえば、
白い壁一面に数えきれないほどの鉢が飾られお花で溢れるイメージですが、
こちらはコンテンポラリーアート。
私たちの先入観にあるコルドバのパティオが、全く違った形に生まれ変わります。
世界的なアーティストが参加、昨年は日本人の Hideyuki Niwa 氏も
また、春のパティオ祭りは、
パティオの家主さんが
毎日、手入れをし、お花を育てている自分たちのお庭を公開しますが、
秋のお祭りは世界各国のプロのフラワーアーティストたちが、
この期間のためだけに、
コルドバのパティオを舞台に、それぞれの“作品”を披露します。
1年目は8人の世界的なフラワーアーティストが、
そして、2年目の昨年は6人のアーティストにより、
6つのパティオが鮮やかに飾られました。
そして、その中には、
日本人のアーティスト Hideyuki Niwa 氏の名前も。
斬新なデザインに生まれ変わるコルドバのパティオたち
今までにはなかったデザインに生まれ変わったパティオたちは、
伝統を守ってきた市民にとっても新鮮。
5月のパティオ祭りを想像していると、それは全く別物ですが、
目の前のパティオに飾られた斬新なアートは美しく迫力たっぷりです。
“FLORA花の国際フェスティバル” を見学するには?
まだ新しいイベントなので、どこに行けば見学できるか?料金は?等々
わからないことが多いかもしれませんが、とても簡単。
全てのパティオが、自由に無料で見学できます。
本日の時点で、まだ2019年の詳細は発表されていませんが、
アーティスト情報、パティオの場所など詳細は、公式ホームページに公開されます。
ちなみに、こちらは昨年のパティオの場所と、おすすめルート。
各パティオのオープン時間は11時から20時まででした。
土地勘が無くてもルートに沿って、街を散策しながら、各パティオ見学ができます。
もう少し、日程が近づいてきたら公式ホームページで確認してみてくださいね。
10月のコルドバ観光は5月に次いでおすすめ
厳しい暑さの夏が終わり、10月とはいえ寒くなる前の街歩きが心地よいこの季節に、
春とは違ったパティオを感じることができるイベント。
嬉しい試みです。
10月下旬のコルドバの街は、朝夕涼しくなりカーティガンやジャケットが必要ですが、
昼間は30度ぐらいまで気温が上がります。
街角のところどころに可愛いお花が咲き乱れ、
少し高くなった空と澄んだ空気が心地よい…5月に次いで観光におすすめの季節。
是非、秋のコルドバで 新しいフラワーイベントを楽しんでください♪
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本でもイベントやお祭り、街歩きのポイントなどをいろいろ紹介しています♪
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