コロナ後、再開されたコルドバのメスキータ

コルドバ

新型コロナウイルスの影響で、3月13日から観光が中止になっていたメスキータが、5月25日再びオープン。
万全を期した安全対策のうえで、観光客を受け入れています。

というものの、都市間の移動はまだできないので、原則コルドバ在住の人対象になっています。

金曜日の午前中。
やはり人は少なく、20人ぐらい?

もっと増えてくれば、もちろん人数制限や時間制限をされることになるのでしょうけど、この人数だとほぼ貸し切り状態です。

メスキータのコロナ対策

コロナ前と変わったのは見学客の人数だけではありません。

門にも仕切りが

以前は、どの門からでもオレンジの中庭へ自由に出入りしてもよかったのですが、このように仕切りができていました。

ピンクの看板も以前はなかったもの。
右側を通って入ります。

少し変わっただけでも、ここだけ切り取ると別の場所に来たような寂しさを感じるのは、やはりコロナが原因だからでしょうね。

注意書きがところどころに

そして、ところどころに、こんなコロナ対策の注意書きの看板が設置されています。

もちろん以前はなかったもので、しっかりとした看板ができていて、長期でこのスタイルを続けていくという覚悟が表れているようです。

ソーシャルディスタンスのラインが

こちらは、チケット売り場。

以前は、どこに並べばいいのかわからないぐらい、柵も何もありませんでした。
今は足元に2m間隔のラインも記されています。

これは、2m間隔は別として、コロナ対策以前にあってもよかったかなと思う点。
噴水のところまで列なのかどうかわからないような列?が溢れていましたからね。

狭い敷地に2m間隔で並ぶと、すごく長い列ができるでしょう。
これも今後の課題ですね。

こちらがチケット。

デザインが変わった~。

入り口にはプラスチックのパーテーション

そしてエントランス。
チケットをチェックするところには、こんなパーテーションが。

 

普通はチケットを見せるだけですが、コルドバ市民は無料なので無料と書いたチケットと身分証明書を見せなければなりません。

プラスチック越しにIDの小さな文字を読み取らないといけないのが、大変そう。
また、これで待つ人の列が長くなりそうですね。

ただ、安全を守るためなので仕方がありません。



メスキータの建物に入ると

そして、建物の中にはいると。

マスクは必須

みんな、マスク姿。

ちなみに、もちろん入る前、入り口のところからマスクをしていなければ入れません。

メスキータは相変わらず美しい…。

ところどころに消毒液が

そして、このように消毒液が置いてあります。

文字やイラストが入った派手派手の容器じゃなくてよかった、とほっとする私。

このようにいろいろな対策を取りながら、見学することができるようになりました。

今後、順調にいけば、6月にはスペインの他の都市から、そして7月からは海外からの観光客の受け入れが始まりそうです。

普通でも猛暑でたいへんなコルドバの夏。

マスクをして、どこへ行くにも今までより長い時間列に並んで…。
と不安はたくさんありますが、少しずつ新しい生活様式に慣れていくしかないんですよね。

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