カテゴリーに『スペイン移住』を追加しました。
ここには、実際に移住した私の経験と、
そして、今年から、
以前から夢だった「日本&スペインを行き来する生活」に向かって動き出すことになったので、
その辺りを書いていけたらと思っています。
と言っても『移住』には本当にいろいろな形があるので、
私の経験や考え方、生き方が皆さんに当てはまるわけではありません。
というか、100%ピッタリ当てはまる人はいないでしょう。
なので、読んでくださってる方が、ここは同じだな、ここは合うなと、
思った部分だけ拾って読んでいただければと思います。
自分の備忘録も兼ねて書いていくつもりなので、
その中から一つでも、これから移住を考えている方のお役に立てれば嬉しいです♪
形によって困難さが全く異なってくる海外移住
特に海外移住となると、
本当にその形によって、その後の生活で受ける印象がかなり変わってきます。
①言葉の壁がある。
②周りに困ったときに助けてくれる家族や友達がいない。
③私たちの常識で通らないことがたくさんある。
これらが、移住当初の(いや長期在住になってからも)主な問題ですが、
想像していた範囲を超えるこれらの問題が次々にやって来ます。
例えば、その時に、
家族や恋人・パートナー、親友がいる場合。
これは、本当に強い味方になります。
上の全てをサポートしてもらえるわけですから。
また色々話ができ、自分を理解してくれるという人がそばにいるというのは、
本当に精神的にも助けられます。
仕事で移住した場合。
会社や同僚に訊いたり、相談することができる。
これも、大きな心の支えになり、強い味方です。
スペイン語が分かる場合。
これは、自分で自分のことをある程度護れるということなので、
やはり大きなプラス面となります。
お金を持っている場合。
やはりお金があると、いろいろな場面で助けられます。
言葉がわからなくても通訳を雇えたり、
車がなくてもタクシーで行けたり、
仕事の契約書がなくてマンションを貸せないと言われても、
半年分・1年分の家賃を前払いすると、すんなり入れたりします。
…というように、少し条件が違うだけで、
大問題と感じる一つ一つのことが→そんなに大したことがない小さな問題→海外生活でありがちな問題を経験、解決していってる自分に満足…のように、マイナスからプラスになったりもするのです。
運が大きく左右する海外移住( 例:ラッキーだった私のキューバ移住)
自分の語学力や経済力は、自分自身の努力ですが、
それ以外の、運に左右されることに直面することが多いのも事実。
これは私のキューバ移住時の経験なのですが、
当時、私はキューバには知り合いもいなく、ずいぶん前だったのでネットでの情報などもあまりありませんでした。
それでも、どうしてもキューバの野球を取材したくて、
そしてキューバ選手を理解するために、実際住んでみたいと思い、
ドミニカ共和国のようにスムーズにはいかないと思ってはいましたが、
とりあえず、現地に行ってみて、なるようになるだろう…という覚悟で行くことにしました。
そして唯一、名前だけ知っていたキューバの旅行会社を通して、
日本からホテルを3泊だけ予約。
そして現地でその旅行会社に出向いて、そこで4日目以降からの家を探していることを話しました。
すると、会社は関係なく、その人の知り合いが部屋を貸しているとのことで、連絡先をもらえ、
下見に行き、場所・家賃・大家さんにも満足で即決定と、すんなり、宿泊先が決定したのです。
これは本当にラッキーでした。
その後、いろいろな国の街で家探しに苦労するまでは、
普通のこと?と思っていたのですが、今から思うと幸運でした。
自分にとって全て好条件の部屋が見つかることは簡単ではないし、
そうであっても、オーナーさんに断られることもあるわけですし。
そして、その上、なんと!
そのオーナーさんが、ラジオ局のアナウンサーだったのです。
それで、私のことも気に入ってくださったというのもあるのですが、
話が合い、局のスポーツアナウンサーさんも紹介してもらい、
その人が一緒に球場に取材に連れて行ってくださったり…と、
本当にお世話になりました。
私は、とりあえずキューバに行って、部屋を探して、
落ち着いたら、一人でスタジアムに行って、交渉して、断られて…と長い道のりを想像していたのですが、予想外の嬉しい展開が待っていました。
今から思うと、本当に信じられないような話。
その後、長い私の海外生活の中で、信じられない不運も体験することになり、
改めて、あの時の幸運には感謝しないといけないと、しみじみ思います。
私のスペイン移住の流れ
ラテンアメリカに約4年住んだ後、
私がスペインに来た目的は、語学留学でした。
それまでに、スペイン短期留学、グアテマラ、キューバ、ドミニカ共和国で、
スペイン語を勉強したり、生活で使ったりしていたので日常会話は話せたのですが、
きちんと学びたかったのと、Dele(スペイン語検定)を受験してみたかったので、
スペインで勉強しよう…と決めました。
長期学生ビザで入国し、学生として滞在。
その後、就労用居住許可書に切り替え、現在に至ります。
現在は永住権があるので、
それを維持するには、一年のうち最低1日スペイン(EU)にいる必要があり、
プラス、5年ごとに警察に向かい、更新しなければなりません。
今までも毎年一度、日本に帰国していましたが、
今回、初めて「日本にも拠点を置けるようにしたい」という目的で滞在すると、
今まで見えていた自分の国日本が、そして今まで12年間住んでいたスペインが、
また違った角度から目に入ってくるようになりました。
そんなこんなで、
今後、そんな私が感じた日本のことやスペインのことも、
書いていきたいと思います♪