トマトベース以外のサルモレホたち

コルドバで食べる・飲む

前回のブログで書いたように、
Salmorejo(サルモレホ)とは、トマトのクリーム状冷製スープ。
コルドバの郷土料理で、スペインを代表する人気料理の一つです。

トマトベースのサルモレホ以外にたくさんのバリエーションが


コルドバ自慢の郷土料理なので、サルモレホがメニューにないバルや(スペイン料理の)レストランは、コルドバにありません。
なので、必ず食べていただきたいおススメの一品なのですが、

トマトベースのSalmerejo Cordobés(コルドバのサルモレホ)ではなく、他の材料がベースになっている “サルモレホ” が食べられるところもあり、バリエーションも増えてきています。

「サルモレホってこんなに種類があるの?」と思われるかもしれませんが、それぞれの素材を使った『クリーム状冷製スープ』なので、トマトベースのサルモレホの味を想像していると、全く別物。

地元の人には「トマトじゃないとサルモレホじゃない!」と言われますが、トマトを使っていなくてもサルモレホという名前を付けられるということは、それほど(オリジナルの)サルモレホの知名度が高い…ということですよね。

さてさて、そのトマト以外のサルモレホたちですが、

Mazamorra Cordobesa (コルドバのマサモラ)


まずこちらは、 サルモレホの前身料理だったという説もある 歴史ある一皿、Mazamorra Cordobesa (コルドバのマサモラ)。

色からも想像できる(かな?)ように、ベースはアーモンドです。

トマトのように瑞々しい野菜ではないので、香ばしく濃厚。
トマトのサルモレホも、見た目よりずっとおなかが膨れるのですが、こちらはさらにしっかり胃にたまるといった感じ。
私は(濃厚なオリーブオイルもダメで)少しでおなか一杯になった感じになるので、注文するときはタパ(tapa=小皿)で頼みます。

写真のレストランではトッピングにピスタチオのアイスクリームが乗っていたので、口当たりが爽やかで、その分少しあっさりしていました。(トッピングはレストランにより変わります)

創作料理ではなく、コルドバの伝統料理なので、コルドバに来られた機会に是非食べてみてください。

ビーツのサルモレホ

そして、こちらは、
ビーツのサルモレホ。トッピングはエビ。
ほんのり甘みもあり爽やかな口当たりです。

チェリーのサルモレホ

ビーツと色は似ていますが、
こちらはチェリーのサルモレホ。トッピングはリンゴ。

オレンジのサルモレホ

そして、オレンジのサルモレホ。
トッピングのバカラオとの相性も良く、オレンジ好きの私にとって嬉しい一品。

どちらもフルーツベースなので、ほんのり酸味と甘みが口の中に広がります。
トッピングがバカラオじゃなければ、デザートにもいけそう。

白と緑のサルモレホ(Salmorejo blanquiverde )

そして最後は、2012年にコルドバのタパスコンクールのイノベーション部門で賞も受賞した、白と緑のサルモレホ(Salmorejo blanquiverde )。

これは、コルドバのサッカーチーム Córdoba CFの色から創作された、レストラン Bodegas Mezquita のオリジナル料理。

伝統料理の Mazamorra Cordobesa (コルドバのマサモラ) がベースになっていて、
緑色はバジルです。

マサモラはアーモンドベースなので、かなり濃厚。
他のサルモレホのように、爽やかさはありませんが、伝統の味わいながら、 視覚的にCórdoba CF の色を楽しめるファンにとってはさらに嬉しい、コルドバでのみ食べることができる一皿です。

ちなみに、チェリーとビーツのサルモレホも Bodegas Mezquita でいただきました。
時々メニューが変わっているようなので同じ味のものがあるかどうかわかりませんが、常に3,4種類のサルモレホがあるので、タパ(tapa=小皿)で2,3種類注文しシェアすると複数のサルモレホを同時に味わうことができるのでおすすめです。


とは言っても、まず王道である「トマトのサルモレホ」を食べてみてくださいね!

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