もう12月ですねー。
というか、12月に入って、もう1/3が終わろうとしています。
本当に早いっ!
今年の後半は、ほとんどブログを更新する時間も取れず、あっという間に過ぎて行ってしまいました。
夏は、アンダルシア各地を旅行し、久しぶりに訪れた町や村もたくさんあったので、いろいろ書きたいこともあるのですが、もう少しして時間ができた時に書きますね。
コルドバのクリスマス2020
さて、12月に入り、本来なら「クリスマスマーケット」「イルミネーション」「クリスマスのパティオ」…と、とても賑やかな時期なのですが、今年は世界中の他の都市と同じように、いつもとは違ったクリスマスシーズンを迎えています。
コルドバのクリスマスマーケット2020
まず、いつもならこの時期、大賑わいの「クリスマスマーケット」ですが、今年はありません。
街の中心広場、テンディージャス広場にクリスマス関連の小物をはじめ、ハムやチーズ、スイーツなど食べ物も販売する小屋が並びます。
ちょっと、初詣やお祭りの出店に似た感じ。
特に買いたいものがあるわけではないけれど、活気があり、クリスマスだなーと実感する光景です。
それがない、今年のテンディージャス広場はこんな様子。
個人的には、シンプルで好きだけれど、スペイン人の皆さんにとっては「soso(味気ない)」に違いありません。
そして、真冬でも噴水っていうのが、コルドバ (>_<)
写真で見るときれいだけど、横を通ると本当に寒いです。
コルドバのクリスマスイルミネーション2020
そして、毎年、いつ灯るのかが話題になる、イルミネーション。
いつもなら、何日の何時に点灯されると発表され、その時間に多くの人が通りに集まります。
スペインの各市、町ごとに異なり、コルドバは通常12月の1週目ぐらいに点灯されるのですが、今年はその発表がなく、市民に知らせることなく、ひっそりと点灯されました。
点灯された瞬間に、通りにいた人たちはラッキー。
それを狙って、カメラを用意してビデオをアップしていた人もいましたが、やはりあまり人はいませんでした。
点灯後、初の週末は、一目見ようという人で賑わってはいましたが、スーパーや薬局以外のお店がほとんど全て6時で閉まってしまうので、いつもよりずっと寂しい雰囲気の中心街です。
こちらはショップが集まる通り。
そして市役所前。
通常は、ベレンというキリストの降誕を再現した人形が飾られていて、それを見に来る人で賑わうのですが、今年はそれも、もちろんありません。
そして、去年、光と音楽のショーが初めて行われた通り。
イルミネーションは、今年の方がずっと素敵。(と言ったら市役所に怒られそうだな、苦笑)
ただ、この通りも本来ならショップが夜9時半ごろまで開いていて、多くの人が買い物をしているはず。
今年は仕方がないですが、ひっそりとしています。
最後はデパート、エル・コルテ・イングレスとその前の通り。
エルコルテはスペインの大手デパートなので、国内の各都市にあり、同じようなタイプのイルミネーションで、例年と変わりありません。
今年は通りのイルミネーションもブルー系で落ち着いた感じになっていますね。
スペインの人たちにとって大切なクリスマス。
夜、外出も自由にできないのに、こんな時にイルミネーションにお金を使う?
という意見もありますが、年配の人たちの中には、クリスマスのライトを楽しみにしていて、元気をもらっている人がいるのも事実。
マルベージャでは、今年は市のイルミネーションをやめて、お店が各自デコレーションをし、素敵なお店には賞金を…というコンクールにすると発表しました。
少しでも個人のお店を助けようという、いい試みですね。
いずれにせよ、クリスマスに灯るライトで、少しでも街が元気になりますように。
コルドバのクリスマス2019のビデオ
最後に、去年のクリスマスのビデオを貼っておきます。
1年前はこんな感じでした。
1年後には、活気が戻りますように。
皆さんも、お体に気を付けて、穏やかにお過ごしくださいね♡