スペインから日本に帰ってくると、
どこもかしこも明るい!
最初は明るすぎて、目がチカチカします。
他のヨーロッパの国、ラテンアメリカもそうなので、
日本の明るさの方が、普通じゃないのかもしれません*_*
それと同時に、ついていてほしい場所・時にライトがついていて、
とても快適。
やはり、便利だなと痛感します。
白い光の灯りがほとんどないスペイン
スペインでは、いわゆる蛍光灯のような白いライトをあまり使いません。
そして、使ったとしても少し。
部屋の隅々まで、照らしているお店・個人の家もほとんどありません。
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家の中は間接照明が多いし、
街灯も本当に暗めなので、道に犬のふんが落ちていても、よく見えないことも*_*
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勉強も、日本のように「目が悪くなるから明るいライトを!」という心配をしていない人が多く、
ホームステイ先や、学生用のピソ(マンション)でも、
そんなに明るくないライトが机の上に置かれていることが結構あります。
暗い中で勉強したり本を読んだりすることにも慣れたのですが、
そのせいなのか、別の理由なのかわかりませんが、
日本に帰って、何年かぶりに視力を測ると、1.0→0.4になっていました *_*
すぐ消えてしまうスペインの建物のライト
以前、お手洗いを使うときの注意についての記事でも、似たようなことを書きましたが、
お手洗いだけではなく、マンションやビルの入り口、階段などの電気も、
一晩中、ついていることはなく、センサーで点灯するか、自分でつけなければなりません。
そして、一定の時間が過ぎると勝手に消えてしまうので、
もう一度、スイッチを押してつけ直さなければなりません。
そこで大切なのは、スイッチの場所を知っておくこと。
ただ、自分のマンションならどこにあるか大体わかりますが、
始めて行くマンションやビルの場合は、前もって知っておくのは不可能です。
突然、消えて真っ暗になって、最初は焦りますが、
ゆっくり見まわしてみると、小さな光が見えるはず。
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これは昼間撮った写真ですが、
暗くなると上の赤いところに電気がつき、光ります。
こんなスイッチが、ホールや廊下、階段にあります。
突然、消えた時につけやすいところにあるはずなので、
通常は分かりやすい場所にあります。
建物にもよりますが、
うちのピソだと、階段で上がっていると、
電気をつけて、一階上がるのは余裕ですが、
誰か他の人がつけて、そのままついていた場合、
時間がたっているので、途中で消えてしまうかもしれません。
なので私は、階段の途中で消えてしまわないように、
ついていても、各階段でスイッチを押すようにしています。
出るときドアを開けるスイッチがあるスペインのマンション
そして、マンションやビルを出るとき、
ドアの鍵が閉まっているときがあります。
日本だと、入るときはキーや暗証番号が必要でも、
出るときは自動ドアで勝手に開いてくれますが、
スペインでは、近くの壁にあるスイッチを押さなければならないところが多いです。
このスイッチは、通常、出口すぐ横のわかりやすいところにあるのですが、
ビルによっては、稀に少し離れたところにあるときもあります。
そして、形がライトのスイッチと同じような形なので、
どちらがどちらかわかりにくい。
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こちらは上に、
「ドアを開ける」と書いてあるので区別ができますが、
何も書いていないビルの方が多いのが事実。
これを押すと、ドアのロックが解除されるので、
手でドアを開けて外に出るというしくみ。
わかっていれば、戸惑いませんが、
知らなければ、わからずに変に何も書いていないスイッチを押すのも怖いし、
迷いますよね。
また、各家のベルも同じ形のところが多いので、
通路のライトをつけるつもりが、家のベルを押してしまったことも、
何度かあります *_*
スムーズに付け外しできないスペインのコンセント
そして、最後にコンセント。
コンセントの形が日本とスペインでは異なるので、
アダプターが必要だということは、もうご存知だと思います。
そのコンセントなのですが、
なかなかスムーズに付け外しできないことが度々あります。
日本のコンセントだと「あれ、入らない」というこ、
まず、ありませんよね?
少しでもスムーズに入らなければ、何か変?と躊躇しません?
それが、
スペインだと、スムーズじゃないのが、結構普通。
最初は、電気なので、あまり引っ張ったり動かしたりすると、
危ないんじゃないかと心配していたのですが、
そんなこと言っていると、電化製品が使えません。
日本に帰ってくると、
すっとスムーズにできるので拍子抜けするほど。
こんな、ごく日常の小さなことですが、
日本の常識で考えていて、できないと、
結構焦ってしまいます。
これらのことも、長く住んでいると慣れてきて、
問題とは感じないのですが、
日本でそういう心配がない生活に戻ると、
やっぱり快適だと実感します。



