復活祭前の40日間、
四旬節直前の2月に3日から一週間に渡り開催されるお祭り、カーニバル。
よって年によって、日程が変わります。
今年は2月21日(カディスは20日から)から3月1日まで。
スペインのカーニバルと言えばテネリフェ島、サンタ・クルスのカーニバル、
そして、アンダルシアではカディスのカーニバルが有名。
コルドバやマラガでは、それらと比べると小規模ですが、
街にイルミネーションが灯り、人々は仮装して、
ステージでは、歌やショーで盛り上がります。
chirigota(チリゴタ)・comparsa (コンパルサ)とは?
そのステージで行われる、
カーニバルの主役、チリゴタとコンパルサ。
チリゴタ…社会制度や政治などの時事問題を皮肉った歌詞の曲をユーモアたっぷりに歌う
コンパルサ…時事問題を批判する内容の詩を披露する
毎年、たくさんのグループが参加して、
予選から盛り上がります。
特にチリゴタは、国民のほとんどが抱いている政治などへの批判を、
面白おかしく、そして鋭く、歌詞にして歌うので、
共感する市民の関心を集めます。
コルドバのカーニバルの様子
では、街がどんな感じなのか、写真で紹介します。
こちらは、昨年 or 一昨年の街のイルミネーション。
基本、クリスマスイルミネーションのベースを使って飾りますが、
クリスマスと比べると、ちょっと?地味ですね。
コレデラ広場。
子どもが仮装してますね。
かわいい♪
写真は夜ですが、昼間はもっと人も多く、
仮装している子供&大人もいっぱいです。
街のメイン広場、テンディージャス広場には、
ステージが設けられ、各グループがchirigota&comparsaを披露。
こんなに人が集まっていました。
こちらはメスキータの外。
ここでもchirigota が始まり、盛り上がっていました。
マラガのカーニバルの様子
続いてマラガ。
こちらは、美しい通りとして知られている、ラリオス通り。
そしてメイン広場、コンスティトゥシオン広場。
そしてステージ。
去年まででいうと、
カーニバルはマラガの方がきれいだし盛り上がっています。
今年はわかりませんが…*_*
コルドバ・カーニバルの今年のポスター
毎年、ひそかにイベントのポスターを楽しみにしているのですが、
今年のポスターはこちら。
ここ最近では、ダントツで好き。
色合いも(スペイン人が好きな)派手派手じゃなくてセンスあり♥
既に2月11日から、46のグループが参加するコンクールが始まっていて、
カーニバルは、3月1日まで続きます。
オフィシャルホームページ:こちら
マラガ・カーニバルの今年のポスター
マラガのポスターはこちら。
そして、シンガーソングライターでマラガ出身のVanesa Martínが、
himno del carnaval、つまりカーニバルの歌を斉唱するそう。
これは見た~い!
Vanesa Martínは私が一番好きなスペインのアーティストなんです♪
Vanesa Martínについての記事はこちら ↓
そして、
2020年のカーニバル・オフィシャルビデオがあるので貼っておきますね。
これを見てイメージしてみてください♪
オフィシャルホームページ:こちら
春の訪れを感じるカーニバル
この時期になると、アンダルシア地方は日差しもだんだん強くなり街が賑やかになります。
個人的には、あまり好きではないカーニバルですが、
春の訪れをちょっぴり感じることができるので、テンションはあがります。
本格的なカーニバルを体験したい方は、是非テネリフェやカディスへ!
ゆる~く雰囲気を味わいたい方には、マラガやコルドバでも楽しめると思います。
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