スペインのクリスマスとお正月

スペイン文化・習慣

クリスマスの時期は寒いヨーロッパですが、
スペインでも広場やロータリーに、クリスマスツリーやデコレーションが飾られ、
通りやモニュメントもライトアップされ、とてもきれい。

コルドバのクリスマスマーケットも、
11月9日から始まっています。

その詳細は後日書くとして、
クリスマスホリディに合わせて旅行を計画されている方も多いはずなので、
今日はそんな皆さんに、注意したほうがいい事項をまとめておきますね。

1月6日まで続くスペインのクリスマス

まず、一番大切なこと。

それは、スペインのクリスマスは、
12月25日で終わりではありません。
1月6日まで続きます。

もちろん街のクリスマスツリーもデコレーションも1月6日まで続き、
プレゼントも6日の朝起きるとツリーの下に置いてあるというのが一般的。

12月25日を過ぎると、
一斉に素早く「お正月バージョン」のデコレーションに切り替わる日本の習慣に慣れていると、
とても違和感がありますよね。

私も最初、思いました。
えっ?どうして、まだクリスマスツリーが飾ってあるの?
スペインだから片付けるのも遅いの?って *_* (*厳密に言うとスペインだけでなくカトリックの国の伝統です)

でも、そうじゃなく、1月6日までクリスマスが続くので、当然そのまま飾ってあるのです。

だから、
逆に「クリスマスの雰囲気を味わいたかったのに、12月26日以降にしかお休みが取れなかった」
という方も、がっかりしないでください。

年末年始もしっかり、クリスマスのライトアップの写真も撮れるし、
クリスマス気分も味わえます。

日本とは異なるスペインのクリスマス&お正月の過ごし方

そして日程だけではなく、
過ごし方も日本とはいろいろ違うところがあります。

スペインのクリスマス(12月24日&25日)の過ごし方

子どもたちがクリスマスプレゼントをもらうのは1月6日ですが、
最近は、12月24日・25日にもプレゼントを贈る人たちも少しずつ増えてきました。



ただ、過ごし方が日本とは、
「クリスマス」⇔「お正月」が逆で、
12月24日&25日は家族と過ごして、
12月31日&1月1日は友達や恋人同士で過ごすのが一般的。

24日のクリスマス・イヴ(Nochebuena )は、
お店など全て早い時間に閉まってしまいます。
個人のショップだけではなく、デパートのエル・コルテ・イングレスや、
スーパーも夕方ごろには閉店。

仕事もいつもより早く切り上げて、
家族とのディナーに備え、みんな家路を急ぎます。
まさに、日本の大晦日のような雰囲気です。

そして家で家族と、9時ごろからディナー。
その後12時を過ぎてから、人により、家族でまたは友達と街へ繰り出す…といったパターン。
街の大きな広場などにはステージが造られ、イベントがあります。

翌日12月25日のクリスマス(Navidad)は祝日で仕事もお休み。
一日中、お店も全て閉まっているので、
特に午前中は街中シーンと静まり返っています。
そして、ランチを家族と一緒にという人がほとんど。

つまり、
12月24日の夕方から25日一日中、
お店、スーパーなどはしっかり!閉まってしまいますので、
要注意です。

24日はメトロなどの公共交通機関も、
終電が早くなるので移動する人はチェックをお忘れなく!

emi
emi

ただし、ありがたいことに、
中国人の家族などが経営する日本の100円ショップのような(値段は100円ではありませんが)
日用品、雑貨、簡単な食料品、衣服などを売っているお店は開いているところもあります。

スペインの大晦日&お正月(12月31日&元日)の過ごし方

スペインでは、クリスマスとお正月の過ごし方が、
日本と逆なので、
もちろん家族や年齢にもよりますが、
大晦日は友達とそして恋人と過ごす人が大半です。



街の広場にはステージが設けられ、
年越しカウントダウンがあるので、広場は人でいっぱいに。

そして、カウントダウンと同時に、
12の鐘の音に合わせて12粒のぶどうを食べる習慣があります。
1年=12か月を意味する12粒のぶどうを鐘の音に合わせて全て食べることができれば、
新年が幸運に満ち溢れた一年になると言われています。

皆集中して食べているので、
この鐘が鳴っている間が、
スペインで、きっと一年で一番静かでしょう *_*

emi
emi

いつだったか、TVのニュースで日本のお正月の祝い方が流れていて、
キャスターさんが、

「日本では108粒もブドウを食べるんですかねー。
ブドウやさんめっちゃ儲かりますねー」
みたいなことを言ってたのを思い出します (>_<)

外出しない人たちも、
各局のTVでマドリードのプエルタ・デル・ソルの時計台前から中継しているので、
それを見ながらぶどうを食べてお祝いします。

この時期になると、
スーパーにも12個入りの皮をむいた種なしの、
すぐ食べられるようになった状態のぶどうが売られています。

そして年が明けるとフィエスタ。
翌日元日は祝日で仕事もお店もお休みなので、
朝遅く起きて、ゆっくり過ごす人がほとんど。

1月2日からは仕事も始まり、平常の生活に戻ります。
ただし、クリスマスは1月6日まで続いていますが。

 Los Reyes Magosの日(1月5日&6日)の過ごし方

そして、クリスマスの最後の日。
1月6日は「 Los Reyes Magos (ロス・レジェス・マゴス/東方の三博士) の日」で休日。
この日の朝、スペインの子供たちは、東方からやってきた3人の博士たちから、
プレゼントをもらいます。

これは聖書に
「東方の三博士がキリストの誕生を祝うために、ベツヘレムにお祝いの品を持って訪れた」と
書いてあることから伝わっています。

その前日に三博士がやって来るため、
1月5日は出迎える大きなパレードがあり、
三博士が子供たちにキャンディをばらまいたり…と、
街は子供たちで溢れかえります。

またこの日は、
まだプレゼントを買っていない多くの人たちがデパートなどに駆けつけるため、
通常より遅くまで開いているお店が多いのですが、
皆スゴイ勢いで買い物をしているので *_*
必要がない限り、この日のお買い物はお勧めしません。

そしてそれ以前に、
ほとんど良い商品やサイズが残っていないことも多いので、
買い物も旅行目的のひとつで、ゆっくり品選びをしたいという方は、
この日の前に買われることを強く!お勧めします。

ただ、サイズ切れも、人混みも、レジで並ぶのも…気にならないという方は、
この日の翌日、1月7日から通常はセールが始まるので、
7日の午前中に行かれるのがいいでしょう。
*オフィシャルには1月7日セールスタートですが、最近はプレセールや、セールスタート日を早めるショップもあります

ちなみに12月24日&25日に食べる特別なクリスマスケーキはなく、
1月6日に「Roscón de Reyesというパンの間にクリームが挟まって、
上にドライフルーツが乗っている(スペインにしては )結構美味しいスウィーツを食べます。

こうして、1月6日で全てのクリスマス行事が終わり、
翌日には子供たちも学校が始まり、通常の生活に戻ります。

この時期に来られる人は、
日本とは少し違うスペインのクリスマスを、
お楽しみくださいね♪

タイトルとURLをコピーしました