スペイン語を学習するうえでも、
リスニングに、そして歌詞が耳に残るので文法にも役立つスペイン語の曲。
どの曲を聴けばいい? という人。
そして、好きなシンガーを見つけたいけど、
数が多すぎて、誰の曲から聴けばいい? という人。
私がおすすめの、スペインのミュージシャン。
前回は3人紹介しましたが、今日は第2弾です♪
前回の記事はこちら ↓
スペインのおすすめミュージシャン 続き
前回は、
Alejandro Sanz
Pablo Lopéz
Vanesa Martín
を紹介しました。
偶然みんな、アンダルシア出身(*Alejandro Sanzは出身はマドリード)
という話をしましたが、
今日は、同じくアンダルシア出身の二人を紹介しますね♪
Pablo Alborán(パブロ・アルボラン)
前回、Vanesa Martínと共演しているビデオでも紹介した、
マラガ出身のPablo Alborán(パブロ・アルボラン)。
2010年にデビューしてから今まで、ラテングラミ―賞に10度ノミネートされ、
アレハンドロ・サンス以外で、スペイン国外でも一番ネームバリューがある、
スペイン人アーティストと言ってもいいでしょう。
お母さんがフランス人で、カサブランカ生まれのため、
フランス語も流暢で、フランスのシンガーとの共演などもあり、
活動の幅を広げています。
デビューのきっかけとなったのは、Youtube。
今でこそ、Youtubeで有名になるのは珍しくありませんが、
当時は話題になっていました。
こちらが、デビュー曲。
2011年にこの曲を含むアルバムをリリース。
発売1週間で、売り上げ1位を記録し、スパーメガヒット曲となった『Solamente tú』です。
ビデオはシンプルですが、
マドリードのCallao駅からグランビア通りを歩いているので、
何となくですが街の雰囲気も楽しめます。
Manuel Carrasco(マヌエル・カラスコ)
そして、
ウエルバ出身のManuel Carrasco(マヌエル・カラスコ)。
2002年に人気オーディション番組「Operación Triunfo」に出場、
2位に輝きました。
この番組、2001年に始まり、途中休みながら、
今まで10エディションありましたが、
優勝者より2位だった人たちが今活躍しています♪
ただ、どちらかというと「新人を育てる」的要素があるので、マヌエル・カラスコやパブロ・ロペスのように、既に音楽活動をしていて、本格的なミュージシャンを目指していた人たちは、いろいろ葛藤があったよう。
そして、その後、2003年にアルバムデビューし、
これまでに8枚のアルバムをリリース。
自分がこれまでに辛い思いをしたことなどを語った歌詞も多く、
勇気づけられる歌が、多くの人々の共感を呼んでいます。
そして何より、彼のパワーには驚かされます。
本当にパワフル。
2時間+アンコール後の1時間、3時間ノンストップで全力のステージ。
スペインで観た(たぶん世界中で観た)全てのライブの中で、
一番エネルギーに溢れていた素晴らしいコンサートでした。
実際に話すと物腰が柔らかく、丁寧で、心配りが素晴らしく、
本当にいい人というのが印象。
数々のおすすめしたい曲があるので迷いますが、
2016年にリリースされた代表曲のひとつ『No dejes De Soñar』をご紹介。
エネルギーとハートが感じられる、
セビリアでのライヴ映像です♪
スペインミュージシャン共演ビデオ
そして前回も書いたように、
スペインでは(ラテンアメリカを含め)
ミュージシャン間の交流がとてもオープン。
前回と今回、紹介したアーティストたちが共演したビデオを
紹介しておきますね。
こちらは、
Alejandro SanzとPablo Alborán。
ビデオの最初に、
スペイン語のメッセージ・コメントが入っているものを選びました。
それも併せて聴いてみてくださいね!
そしてこちらは、
Pablo AlboránとPablo Lopéz。
同じマラガ出身で兄弟のように仲良しの二人の共演。
こちらも冒頭にスペイン語のコメントがあります。
そして最後は、
Vanesa MartínがManuel Carrascoのライヴに
ゲスト出演した時のビデオです。
…と2回にわたって、
5人のおすすめミュージシャンを紹介しました。
ラテンアメリカでもそうでしたが、
お気に入りの音楽があると、スペイン語の勉強の励みにもなるし、
旅行や現地での生活も楽しいです。
Youtubeを観ていると、
繋がりで、どんどん他の曲やミュージシャンも出てくるので、
お気に入りの曲を探してみてください♪