あの淡いグリーンに花柄が施された、豪華さの中にも柔らかさを感じる素敵なドレス。
気になるブランドですが、なんとここコルドバにあるドレスブランド『Matilde Cano』のドレスでした。
早速、コルドバの中心街にあるショップにお邪魔してお話をうかがいブログに書いたところ、多くの反響をいただき、改めて王妃のドレスに興味を持っている人が多いんだと実感。
✿Twitterのツイート✿ ↓
即位礼正殿の儀でドレスが素敵と注目を浴びたスペイン王妃。
実は日本からインスピレーションを受けてデザインされたそう。
339ユーロとお手頃で日本からも購入可能。
ドレスのブランド #コルドバ の『Matilde Cano』のデザイナーさんにお話をききました♪ https://t.co/1lZ0sIWnf7#スペイン pic.twitter.com/Z1T5royDtk— Emi✿Andalucía✿アンダルシア街歩き (@emi_spain) October 24, 2019
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そこで、今回はアトリエにお邪魔しました。
スペイン王妃のドレスが生まれた『Matilde Cano』のアトリエ
『Matilde Cano』のアトリエは、スペインの多くのアパレル工場がそうであるように、
コルドバ市の郊外の商業地域にあります。
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さすがお洒落なドレスブランドのアトリエ。
ショップ同様、明るく洗練された雰囲気。
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ここで50人の従業員の皆さん、
そして、ブランド創業者でデザイナーのMatildeさんとご主人のアントニオさん、
デザイナーとして活躍する二人のお嬢さんが、朝早くから仕事をされています。
一着のドレスが出来るまでの時間は3時間
最初「アトリエを見に来ない?」と言っていただき、
毎朝7時から仕事されていると聞いたときは、驚きました。
そして、当日、仕事の様子を見せていただいて、またビックリ。
皆さん、一言も雑談せず、ひと時も手を休めることなく働いておられます。
スペインの一般的なゆるーい、おしゃべりしながら働いて当たり前…
みたいな雰囲気を見慣れているので、まるで別世界。
日本の製作工場だといっても、不思議でないぐらいの集中力。
そうやって休むもなく働いて、一着のドレスを製作するのにかかる時間は約3時間とか。
誰よりも動き回っていらっしゃるMatildeさん
そして、そのアトリエの中を一番動き回っていらっしゃったのは、
Matildeさんご自身。
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1977年に創業され40年以上になるのに
「毎日学ぶことがある」と決して手を休めず、
アトリエ内を探すのが大変なほど、忙しくされていました。
チームワークをとても大切にされていて、
その中の自分の役目は「それぞれの持っている力を全て出し切れるような環境をつくること」と、
品質のチェックに余念がありません。
そんな姿もまた、想像していたのとは違い驚くことになりました。
『即位礼正殿の儀』の王妃のドレスをデザインした二人のお嬢さん
そして、幼少の頃からアトリエで布地の中で育ったという二人のお嬢さんも、
今ではデザイナーとしてブランドを支えています。
今回王妃が『即位礼正殿の儀』で着用されたドレスを製作されたデザイナーさん(たち)です。
今スペインで最も注目されている若手デザイナーのうちの二人と言ってもいいでしょう。
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お母さんのMatildeさんから日々学んでいること。
そして王妃のドレスが出来るまで、出来てから着用されるまでの秘話などを、
伺いました。
そして最後に、これから王妃におすすめしたいニューコレクションのドレスも、
紹介いただきました。
ビデオにはコルドバ市内の『Matilde Cano』のショップ、郊外にあるアトリエはもちろん、
オープニングとエンディングには、ユネスコ世界遺産に登録されている、
コルドバのメスキータやローマ橋、花の小径なども映っています。
インタビューはスペイン語で日本語の字幕が付いています。
ネイティヴのコルドバのスペイン語も聞いていただけます。
スペイン語勉強中の方も是非ご覧ください♪
✿動画(YouTube)✿ ↓


