マラガCF岡崎選手契約解除 ため息と失望感に包まれるマラガの街

マラガ

昨日は一日中、
『マラガCFがサッカー岡崎慎司選手の契約解除』というニュースが話題になり、
マラガ関係のTwitterもこの件に関するツイートがズラーッと並んでいました。

近年のマラガCFを象徴するかのような残念な結末。
地元の人たちもショックを隠せません。

私も、10年少しの間マラガに住み、
マラガCFの話題に一喜一憂する人たちを見ながら生活していたので、
特にファンでなくても、気持ちが移ってしまう瞬間が多々ありました。

マラガCF岡崎選手契約解除!何が起こったの?

突然の契約解除?
一体、マラガCFに何が起こっているの?

という方のために。

簡単に説明すると、

リーガ・エスパニョーラが導入しているサラリーキャップ制の規定である、選手年俸総額の上限を上回っていることが原因で、選手を売却・放出しなければ、新たに岡崎選手(や他の新選手)を登録できないという状態が続いていた。

数人の選手を放出したものの、問題を解消するためには、さらに他の選手の放出が必要。
チームはその後、他の選手の放出を試みたものの、結局動きがなかったため、選手登録の期限だった昨日の深夜、岡崎選手との契約を解除すると発表した。

…というようなことですね。

emi
emi

もっと詳しく知りたい場合は、
サッカーに関するページを探してくださいね⚽

マラガCFのオーナーってどんな人? 就任から今まで

マラギスタ(マラガCFのファン)の間では、最悪の結果になるのではという心配の声が上がっていたものの、
それが現実になったときの、落胆ぶりは言葉では表せないほどのものだったでしょう。

というのも、2010年に会長にアル・タニ氏が就任してから、ファンが失望させられたのは1度や2度(や3度や4度… *_*)ではありません。

当時マラガに住んでいて、関係者の近くにいたのですが、

カタールの王族アル・タニ氏にチームを売却した時は、
前会長が、元レアルマドリードの会長だったロレンソ・サンス氏の息子で、元選手のフェルナンド・サンス氏だったので「残念だ」と言う声も聞こえていましたが、

アル・タニ氏の「マラガCFを画期的に変えていきたい」という構想に、
希望を持った人も大勢いました。

実際に、2010年(途中から)にはペレグリーニ監督の就任、2011年にフェルナンド・イエロ氏のGM就任があり、そのシーズンには主力カソルラ選手の活躍などで、リーグ4位に。
クラブ設立初のUEFAチャンピオンズリーグの出場権も得て、順風満帆かのように見えました。

それが蓋をを開けてみると、アル・タニ一家によるずさんな経営から他のクラブへの移籍金や選手や従業員の給料の未払いが続き、不満があちこちから聞こえてきていました。

そして、UEFA(欧州サッカー連盟)はマラガに、2013-14シーズン以降、向こう4シーズンに渡るUEFA主催大会の出場権を獲得しても、出場権はく奪というペナルティを課し、出場できないという事態に。

emi
emi

あの頃のファンの失望感と言ったら…。
チームも勢いがあったし、メンバーも凄かったときなのでなおさらでした。

 

そして最初の構想にあった、新スタジアムも着工されることなく、
主力選手の放出が続き、2013年のシーズン以降、チームも低迷。

その後もいろいろ(書けないことも)あり、気まぐれな経営は続き、
チームは2017-18年のシーズン後、2部に降格。

そして昨シーズン、プレーオフで敗れ3位に終わり、
希望の1部復帰は叶いませんでした。

マラガCFのファン、マラギスタたちに希望を与えた岡崎選手

そんな中、岡崎選手の入団は、
多くのファンたちに希望を与えました。

El japonés había sido el fichaje que más ilusionó a la afición, un campeón de la Premier hace dos años con el Leicester, con un currículum muy apreciable.

2年前、レスターでプレミアリーグのチャンピオンに輝き、素晴らしい経歴を持つ岡崎は、ファンに夢を与えた一番の新契約選手だった。

応援歌もできていました♪

そして、約1か月でチームNo1の300枚以上のユニフォームが売れていたそう。
期待の大きさの表れですね。

lo más relevante y la mejor fotografía de una pésima gestión fue que no pudo inscribir a su fichaje estrella, el tres veces mundialista y campeón de la Premier League Okazaki, ni a José Rodríguez. A ambos los presentó oportunamente en la sala de prensa, y el nipón ha vendido más de 300 camisetas del equipo desde su llegada.

最も決定的で酷い経営者というのを証明するのは、3度プレミアリーグでチャンピオンに輝いた岡崎や、ホセ・ロドリゲスというスター選手の獲得が実現しなかったこと。
両選手とも、順調に入団会見を行い、岡崎に関しては入団から300枚以上のユニフォームを売り上げているのに。

チーム愛があるから怒りが収まらないマラギスタたち

チームを愛するが故、今回の何度目ともなる会長の不手際に、怒りが収まらないファンたち。
スタジアムには抗議のグラフィティが描かれ、土曜日にはデモも予定されています。

そして各マスコミもクラブの体制に批判を。

Málaga centró los focos del cierre de mercado no sólo a nivel nacional sino internacional. La historia de Okazaki pasará a la historia de este club que se empeña en agrandar su leyenda tortuosa y a veces ridícula.

マラガCFは、チームの移籍市場の閉幕を国内だけでなく、国際レベルに向かって示した。
岡崎のこの出来事は、紆余曲折している、時にはばかげた伝説の拡大を主張しているこのクラブの歴史に残ることだろう。

もともと、マラガに巨大ショッピングモールを含む高級リゾート施設を建設することが目的だったアル・タニ氏のマラガへの愛と、地元のファンたちのそれの間には、大きな温度差があり、光が見えてきそうにありません。

ただ唯一救いなのは、本来なら一番やりきれない気持ちであろう岡崎選手の言葉。

el jugador incluso se ofreció a bajarse el sueldo al mínimo (80.000 euros) para poder seguir. Esto es más de cuatro veces menos de lo que tenía estipulado. La estrella de la selección de Japón y campeón de la Premier estaba loco por quedarse en el Málaga. Sólo unas semanas en la Costa del Sol le bastaron para poder sentir el cariño de todos y no querer marcharse.

岡崎は、マラガCFでプレーするために最低年俸(80.000ユーロ)まで下げると提供した。これは定められた金額の4分の一以下だ。
日本代表チームのスターであり、プレミアリーグのチャンピオンは、マラガに残るために必死になった。
わずか数週間だけのコスタ・デル・ソル滞在は、みんなの愛情を感じ、クラブを去りたくないと思うのに十分な時間だった。

そして、ご本人のインスタグラムのメッセージ。

SHINJI OKAZAKI(official) on Instagram: “自分が選んだ道に後悔はないし、マラガのクラブ、ファン、チームメイト、スタッフは自分を家族の一員にしてくれた。本当に居心地が良かったです。短かったけど、僕はこの時間を忘れないし、チャンスがあればマラガのためにまたプレーしたいと思う。これからもマラガの成功を願っています。ありがとう🙏😊…”
12k Likes, 626 Comments - SHINJI OKAZAKI(official) (@shinjiokazaki_official) on Instagram: “自分が選んだ道に後悔はないし、マラガのクラブ、ファン、チームメイト、スタッフは自分を家族の一員にしてくれた。本当に居心地が良かったです。...

もっと深いところの気持ちは別として、
マラガでの滞在がネガティヴなことばかりではなかったのかなと思うと、
ファンにとっても、ちょっと救われた気持ちになるのではないでしょうか。

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