マラガの気候と旅行時の服装

マラガ基本情報

スペインの南、アンダルシア地方の海岸沿いの街、マラガ。

コスタ・デル・ソル(太陽の海岸)という地中海沿いの海岸を持ち、
温暖で、1年のうち約300日は晴れている(正確には雨が降るのは年間平均70.9日)という気候に恵まれているマラガには、1年中、ヨーロッパ各地から多くの観光客が訪れます。

ちなみにマラガの、年間平均日照時間は2901時間。
東京の平均は1876時間ということですから、かなり長い時間日が当たっているということですね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

お天気に左右されるマラガの人たちの生活

そんな温暖な気候が魅力のマラガは、市民の自慢でもあります。

「(年に300日は晴れている温暖な気候と目の前に広がる地中海を持つ)私たちは世界で最高の生活をしている」

という声も何度となく聞きました。

失業率が少ない北ヨーロッパの人たちよりも、
お洒落な街並みのパリの人たちよりも、
コンサートやシアターがたくさんあるマドリードの人たちよりも、

幸せ。

この青い海と空があるから。

雨の日は要注意!ドタキャンが相次ぐマラガの人たちとの約束

市民にとって「天気」はとても大切。
晴れるのが当然の彼らにとって、雨が降るのは特別なこと。

雨を理由に、あらゆる予定を変更して当たり前なのです。

emi
emi

雨って言っても小雨だよ。。。

特に、雨は約束の大敵。

マラガの人たちは雨が降ると、外出しなくてすむように全力で頑張ります、笑。

誰でも、雨の日に外出するのは面倒くさくて、晴れているに越したことはありませんが、
予定があれば、仕方ないな~という感じですが、

マラガの人たちは、当然のようにキャンセルしてきます。

今まで何度もいろいろなひとから

ともだち
ともだち

Hola~Emi!元気~?
今日の約束、めっちゃ楽しみにしてたよ!
でも本当に残念~。まさか雨が降るなんてね~。
Emiも家を出たくないでしょ?
300日晴れてるのに、こんな雨に日にわざわざ外出するなんてね~。
来週に変更しない?

という連絡が。

慣れてくると「明日は雨予報だから約束キャンセルだな」とわかり、
こっちも、そのつもりにするようになってきましたが。

日本語のクラスにも来ない マラガの雨の日

日本語のクラスも同じ。

雨が降ると出席率が低くなり、学校側も
「雨だから仕方ないね」と当然のことのように納得。

一番、驚いたのは、

日本語のクラスの当日。
生徒さんから

日本語の生徒さん
日本語の生徒さん

Emi先生!今日は雨だから授業休みにできませんか?

という Whats Appが届き、 他の生徒さんも、

他の日本語の生徒さん<br>
他の日本語の生徒さん

賛成~♪

と、他のみんなも同意したこと。

結局、一人(スウェーデン人)もう家を出ていたとのと、学校側が許可しなかったので、授業はいつも通りあったのですが、
みんなの、その感覚に驚きでした。

雨が少ないのに、年に数回は洪水になるマラガ

そんな雨の少なさが自慢のマラガですが、たまに洪水が起こることがあります。

11月下旬の雨の日。

年中穏やかな気候とはいえ、稀にですが、まとまった強い雨が降るときがあり、その時は市内の所々で洪水になっています。

何度も同じ場所で水が溢れているのに工事しないので、また翌年同じことの繰り返しという現状で大きな事故にはなりませんが、道が通れなくなるので移動に支障をきたします。

日本だと、その程度の雨では水が溢れませんが、マラガで「結構降ってるな」と思ったときは注意してください。

マラガの夏の気候

さてそんな一年中、観光客で溢れるマラガの街ですが、
中でも一番賑わうのが夏。

夏の気候は、南なのでもちろん暑いのですが、海岸沿いなので内陸部と比べると比較的涼しいです。
セビリア、コルドバに比べて、7,8度ほど低い時も多々あります。

ただ、湿度が高い
家にいて何もしていなくても、汗が滴り落ちてくることも。

さらに湿気が多い日本から来ると、そう感じないかもしれませんが、
私個人はマラガの28℃湿気ありのほうが、コルドバの35℃湿気なしより過ごし辛いです。

マラガ 夏の会話の中心はTerralとLevante

そんなマラガの夏。
7,8月は雨がほとんど降りませんが、やはりマラガの人たちの間では、変わらずお天気の話題が欠かせません。

降らないのに今度は一体、何の話?と思うかもしれません。

夏になると、マラガの人たちの間でかなりの頻度で必ず会話に出てくる、
Terral(テラール)とLevante(レバンテ)。

マラゲーニャ
マラゲーニャ

Emi!明日はTerralよ!!
だから外に出ないで!

Terralは、アフリカ大陸から吹く乾燥した熱風(主に夏)
Levanteは、地中海で発生しジブラルタル海峡を通り大西洋の入り口に達する東風(主に5月から10月)。

というのも、
このどちらの風が吹くかによって、夏のマラガの気温・湿度がガラッと変わります

Levanteが吹く日は、湿気は多いですが、内陸部の気温より数度低く、東からの風が吹き比較的涼しいです。

そしてTerralの日は、ひと夏に数回。
40度近くまで気温が上がり、乾燥した熱風が街を包みます

まるで街中がオーブンに入っているようで、少し息苦しく、 いつもはスペインで一番気温が高いグアダルキビル川沿いのコルドバやセビリアより、気温が上がります。
一日で終わるときもありますが、数日続くときもあります。

Terralの日は、昼間は地元民は外出しません。
日が沈むころ、みんな外に出始めますが、
数日続く場合は、夜になっても、ほとんど気温が下がらないので寝苦しいです。

なので旅行をしていて「マラガの夏ってそんなに暑くないんだ~」と安心していたら、
いきなり次の日にTerralが吹いて急に暑くなるということもあるので、気を付けてくださいね。

マラガ観光 夏の服装

マラガの夏は、比較的日本の夏に近いと言えるでしょう。

気温・湿度が高い蒸し暑い夏。
ただ、海岸沿いはTerralが吹かない限り、窓を開けると涼しく、クーラーなしで寝られます。

街歩きのおすすめの服装は、
身体を締め付けない軽い素材のワンピース、またはゆったり目のTシャツかブラウスとゆったり目のスカートかパンツ

足元は歩きやすいサンダル

スニーカーだと私は暑いです。
でも旅行なので、歩きやすさが一番。
坂やアルカサバなどの見学にはスニーカーのほうがいいし、海岸沿いを散策するならサンダルをおすすめします。

あと日差しが日本に比べて、かなり強いので、帽子・サングラスも必需品
もちろん日焼け止めなどの対策も忘れないでください。

emi
emi

地元の人たちは、昼食後3時ごろから涼しくなり始める8時半ごろまでは外に出ないようにしていますが、
一番暑い時間帯に外出するときは、なるべく日影を歩いて直射日光に当たらないようにして、水分補給も忘れずに!

そんな暑いマラガですが、

建物や乗り物の中はクーラーがガンガン効いています。
また、夜遅くバルのテラスにいると、海岸から湿気を含む涼しい風が吹き肌寒く感じることもあるので、薄めのカーディガンや大きめのスカーフなどを持ち歩くこともおすすめします。

マラガの冬の気候

続いてマラガの冬。

一年中、温暖な気候とはいえ、マラガの真冬は寒いです。

ただ、11月の中頃まで暖かい(寒くない)日があり、2月の中頃になれば暖かくなり始め、ビーチ沿いのバルやレストランが賑わう日もある…というほど、「本当に寒い期間」が短いです。

2月中旬の晴れた日。すでに半袖の人も(*_*)

春先、セマナ・サンタぐらいまでは、天候が安定せず、太陽が出ないと寒いので油断はできませんが、天気がいい日はビーチ沿いのバルやレストランは人でいっぱい。
人々は完全に春モードです。

外より建物の中のほうが寒いマラガ

ただマラガの冬で過ごしにくいのは、
建物の中が寒いこと。

夏の暑さ対策だけを考えて建物が造られているので、冬は本当に寒いです。
その上、冬もヒーターなくても我慢できるかできないか…というレベルなので、
お店やカフェに入っても、暖房がついていないところもあり。

たまに、ダウンを着たままカフェでお茶を、ということも。

日本だと冬、外が寒くても、カフェに入ると暖かくてほっとするのですが、
カフェでダウンを着ていなければならないのは、正直落ち着きません。

emi
emi

私がスペインへ越してきたのは冬前だったので、
とりあえず「快適に冬を越すために」マラガを選んだのに失敗 *_*

そして何よりも、マラガの人たちは驚くほど寒さに強いひとが多いです。
冬、暖房なし生活に慣れているからか、日本語の教室でも、
暖房なしで寒くて震えているのは、私と外国人の生徒さんたち(カナダ人、フランス人、スウェーデン人など)だけでした。

それも冬に建物の中が寒い理由の一つなんでしょうね。

マラガ観光 冬の服装

そんなマラガの冬の服装ですが、
特に夜長時間、外にいることがない限り、日本の冬の服装と同じような感じで、上着は薄過ぎず厚過ぎずの普通のダウンジャケットで大丈夫です。

私は寒がりなのですが、
しっかり目の膝が隠れるダウンコートが必要なのは、夜年に2,3回ほど。
首元にマフラーやスカーフはしますが、手袋はほとんどしません。

12月初旬の晴れた日。

風があまりなく、日差しが強い日は冬の服装だと暑く感じるときもあるので、
簡単に脱ぎ着できる重ね着がおすすめです。

足元はUGGのブーツが重宝しています。

あと冬とはいえ、 日差しが日本に比べて強いので、太陽が出ている日は、サングラスがあったほうがいいでしょう。

マラガの春秋の気候

じっとしていても汗が噴き出してくる真夏。
建物の中でダウンを着ないといけない真冬。

やはりマラガの一年で、一番過ごしやすい季節は、日本と同じで春と秋

春秋が存在しない年もあるマラガ

海岸が目的ではない普通の観光なら、春秋をおすすめするのですが、
年によっては(気温的に)特に秋がほとんど無い年もあります。

暦の上では、3/21-6/21までが春、 9/21-12/21が秋ですが、気温が安定して本当に過ごしやすい気候になるのはほんの数日。

先週までは暑くてノースリーブで汗をかいていたのに、一週間後にはレザーのジャケットを着ていたという年もありました。

9月下旬の晴れた日。まだ真夏のような天候。

またここ数年は、4月から5月の初旬ごろまで、お天気が愚図つき肌寒い日が続いてました。

マラガ観光 春秋の服装

というわけで、春秋の服装と言っても、春秋の始まりか終わりによってもかなり変わるし、
太陽が出ているかどうかによっても違うので一言では言えませんが、

気温の変化に対応できるよう、やはり脱ぎ着しやすい重ね着中心のコーディネートがいいがおすすめ。
曇った寒い日用にユニクロのライトダウンジャケットをスーツケースに入れておけば安心でしょう。
使わなくても、スーツケースの中で軽くて場所も取らないですしね。

足元は日によってはサンダルでも大丈夫ですが、寒い日のことを考えてスニーカーがいいと思います。

そして、春秋は十分日差しも強いので、サングラスも必需品
日焼け止め対策も忘れないでください。

「5月40日までは上着を手放さないで!」という諺に従おう

これはマラガだけではなく、スペインのですが、

“ Hasta el 40 de mayo no te quites el sayo ”

という諺があります。

直訳すると
『5月40日までは上着を手放さないで』。

つまり「6月10日前後まではお天気が変わりやすいので、暖かくなってきたからと油断しないで羽織るものを持って出て」
ということ。

これが結構、毎年当たるんです。(事実から生まれた諺だから当たってて当然か…(・・?)

マラガ旅行に一年で一番おすすめな時期

一年中温暖な気候と言われているのマラガですが、

私が気候的に、一番おすすめできる時期は、
ずばり6月20日前後

暦の上では春の終わりから夏の初めにかけてのこの時期。
昼間は既に暑いですが、夕方から夜にかけて、夜8時半ごろから(涼しくなってから)の散策や、海沿いのレストランやバルのテラスで過ごすのが最高に気持ちいいです。

夏至前後で一年で一番日も長く、夜の10時ごろまで明るいので、楽しむ時間もたっぷり。

お祭りやイベント、それぞれの目的、お休みが取れる時期…など、
旅行となると、いろいろあると思いますが、個人的にはこの時期のマラガが大好きです。

emi
emi

ちなみにマラガの天気予報はこちらから見ることが出来ますよ!

持って行ける荷物の量も限られているし、迷ってしまう旅行時の服装ですが、
少しでも参考になれば嬉しいです♪


タイトルとURLをコピーしました