スペイン語と日本語は発音が似ているということもあって、同じように発音するけど意味が異なる…ということばがいくつかあります。
旅行中、何となくわかる!たぶん、こういう意味だと思う!という瞬間があると思いますが、意味が異なるときちんと通じません。
今回は、そんなことば(飲食編)をまとめますね。
カフェ(café)
まずは『カフェ』ということば。
日本では「喫茶店」(古い?*_*)のことですよね。
スペイン語では、カフェ/caféは「コーヒー」のことです。
ちなみに、喫茶店はスペイン語でcafetería/カフェテリアですが、
日本でカフェテリアっていうと「自分で好きなものを取って食べる食堂形式のこと」らしいですよねー? 社食とか学食とか、一般のお店にもありますよね。
逆に知りませんでした…(*_*)
メヌー(menú)
続いては『メヌー』。
これは微妙に発音も違うのですが、似ているので勘違いしやすいと思います。
旅行時に大切かと思うのでリストに入れておきますね。
スペイン語でmenúと書くので見た感じも「メニュー(表)」じゃないかな?って思ってしまいます。
が、実はスペインでは「セットメニュー/コースメニュー」を指すんです。
表の看板などで「menú del día/メヌー・デル・ディア」と書いてあるのをよく見かけると思いますが、これは「本日のセット/コースメニュー」のこと。
日本だと「ランチセット」「定食」「ディナーセット」「ディナーコース」というような感じでしょうか。
なので、menú に書いてある物=今日のメニュー全て、ではなく、そこに書いてあるメニュー以外のものも提供されています。
じゃあ、メニュー表を頼みたいときは?
普通、カジュアルレストランやバルでは「カルタ/carta」と言います。
タベルナ(taberna)
続いてはtaberna、『タベルナ』。
えっ、タベルナ…食べるな!?
嘘のような単語ですが、存在します。
しかも意味は「居酒屋風バル」のこと。
食事する場所のことを「食べるな」と言うなんて…ジョークのようですが、覚えやすいと言えば覚えやすいですよね。
パン(pan)
これは前回の記事と被るのですが、日本とスペインでは『パン』の認識が少し異なります。
日本でパンというと、食パン、調理パンから、クロワッサンやデニッシュ、菓子パンまで幅広いですが、スペインでは「バゲットを始めとする味がついていないパン」のことを言います。
クロワッサンやデニッシュ、菓子パンはdulce/ドゥルセ, bollo/ボジョというカテゴリーに入るようです。
なので、スペイン人の夫は「パンをやめる宣言」をして長い間続けているのですが、シナモンロールやチョコデニッシュなどは普通に食べています(*_*)
テ(te)
スペイン語で『テ』は、日本語の「お茶/ティー」。
テ=手=お茶??? ちょっと、ややこしいですよね(*_*)
ちなみに、スペインで ハーブティーはteではなく nfusión/ インフシオンと言います。
バカ(vaca)とアホ(ajo)
『バカ』、そして『アホ』。
これはクイズ番組で出題されて至るするので、スペイン語に全く興味がなくても知っている人がいるかと思います。
『バカ』は「雌牛」、そして『アホ』は「にんにく」のことです。
carne de vaca / カルネ・デ・バカは牛肉。
sopa de ajo / ソパ・デ・アホはにんにくスープ、白いガスパチョとも言われているアンダルシア名物(特にマラガ)ajo blanco / アホ・ブランコなどをメニュー表で見かけると思います。
また、ajoという単語を覚えていれば、お料理ににんにくが入っているか確かめたいときにも使えるので便利ですよね。
これらのことばが、旅行のお役に立ちますように♪
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